卒業生リレーエッセイ

新しい趣味を -現社6期生 加藤達郎さん【卒業生リレーエッセイ(C-8)】

はじめまして。現代社会学科卒業(堀江ゼミ)の、加藤達郎です。
2005年、愛・地球博のはじまりとともに大学卒業、社会人デビューを果たしてから、あっというまに13年が経過してしまいました。まだまだ気持ちは大学生のころと変わらないつもりでいますが、最近は白髪が少しずつ目につきはじめ、「だんだん自分も年を取ってきたなぁ」と感じつつある今日このごろです。

毎日がバタバタと過ぎていきますが、そんな中で最近、久しぶりに新しく興味の持てそうなものに出会うことができました。それは、「魚つり」です。


何度か誘われたことはあるものの、なんとなく食わず嫌いなまま経験せずにいたのですが、先日、職場の上司に誘われ、師崎へ「メバル釣り」に出かけてきました。
風の強い日で、早朝の海は非常に寒く、まるで雪だるまのような恰好で出発、40分ほど沖へ出たところで、スタートです。
コンディションが悪いのか、はたまた実力なのか、開始から1時間、待てど暮らせど、ちっともメバルはかかってくれません。なかなかうまく行かないもんだな、とポイントを変えながら釣り糸を垂らし続けていると、ついに当たりが!!
開始から1時間半、やっと最初の1匹をゲットです。
結局、半日かけて釣果はいまひとつではあったのですが、家族の夕食分はかろうじて確保して、ほどよい疲労感と充実感を得ることができました。

このリレーエッセイを書きながら振り返ってみると、学生だった頃は勉強や(あまり熱心だったとは言い難いですが・・・)サークル等でいろんなことに興味を持って過ごしていたけれど、毎日あわただしく過ごしてしまうと、ついつい新しいことに対する好奇心が薄れてしまいがちになっていたな、と改めて感じました。
そして、たまには知らない世界に触れるのもいいものだな、と改めて思った一日でした。

遅ればせながらせっかく釣りの面白さを知ることができたので、次に行くときはクーラーボックスいっぱいの魚をイメージしながら、新たな趣味にできるよう、自分を磨いていきたいな、と思います。
同級生のみなさま、もしこの文章を見ていたら、ごいっしょにいかがですか??

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