学部20周年事業

「ようこそ先輩@人社」 第1回 開催報告(5/28)

人文社会学部創立20周年記念事業の第一弾として「ようこそ先輩@人社」シリーズ1(テーマ:人文社会学部で学んで)が下記の通り開催されました。会場の2号館404教室は200名を超える在校生、教職員が集まり、満席の大盛況でした。

【開催日時】平成27年5月28日(木) 16:30~18:00
【会場】名古屋市立大学 滝子(山の畑)キャンパス 2号館(教養教育棟)404教室
【テーマ】人文社会学部で学んで
【内容】
16:30: 学部長挨拶
16:35: 稲葉咲祈先輩からのメッセージ (2004年入学・現代社会学科9期生/自動車メーカー勤務)
16:55: 橋本真希先輩からのメッセージ (2006年入学・国際文化学科11期生/旅行会社勤務)
17:15: 佐藤博史先輩からのメッセージ (2000年入学・人間科学科5期生/名古屋市役所子ども青少年局保育企画室勤務)
17:35: フリートーク
18:00: 閉会

各学科の特色に沿った卒業生3人から、人文社会学部で学んだことの意義、現在の仕事との関連、今後の夢などを自由に語っていただきました。堅苦しい講演会でもなく、キャリア支援の説明会でもなく、先輩ならではの後輩への愛のこもった”本音トーク”で、大変有意義なお話しをしていただきました。(文責:日木満)

稲葉咲祈さん (現代社会学科9期生/自動車メーカー勤務)

トップバッターの稲葉さんは、大教室を埋め尽くした在学生、教員を前に、私たちの期待・想像をはるかに超えた本音トークを繰り広げてくださいました。
現代社会学科在学中に長期イギリス留学、就職、転職(いずれも海外担当)ということで経歴からだけでは、順風満帆に見える稲葉さんでしたが、実は大変な試練を乗り越えてのことであったということが、よくわかりました。
その稲垣さんの口からでてきた「自分の環境を受け入れる―人生は平等―」、「自分の願望にうそをつかない」などのアドバイスは実に重みがあり、聴衆の胸にずっしり響いたことと思います。

橋本真希さん(国際文化学科11期生/旅行会社勤務)


橋本さんは国際文化学科在学中に2年間ハンガリーでインターンシップ経験を積まれました。
そこで、ものの見方、価値観は決してひとつではないことを実感したそうで、当時のエピソードを交えながら、学生時代に複眼的なものの見方を養う重要性を語ってくださいました。

旅行も大好きとのことで、お仕事が旅行会社というのもうなづけます。現在の仕事のやりがいは、法人クライエントの信用を得ていく喜びです、と笑顔でおっしゃったのが、強く印象に残りました。

佐藤博史さん(人間科学科5期生/名古屋市役所子ども青少年局保育企画室勤務)

佐藤さんは、今回の登壇者の中で最年長の5期生ということもあり、貫録たっぷりのお話しでした。
人気の公務員(名古屋市役所)、しかも、人間科学科卒の強みを発揮できる「子ども青少年局保育企画室」勤務ということで、羨望の眼差しで聞きいっていた現役生は少なくなかったと思います。

自ら用意された単刀直入な質問(「学生時代、何してたの?」「何で公務員になったの?」「公務員って楽なんでしょ?」「大学の勉強なんて社会人になったら役にたたないじゃん!」等)にユーモアたっぷりに、テキパキと答える形式で話を進め、20分はあっという間に過ぎました。
佐藤さんのお話しの影響で、すでに高い公務員人気が一層高まるのではないかという予感がしました。

稲葉咲祈さん、橋本真希さん、佐藤博史さん、貴重な時間をさいて後輩の為に本音で話していただき、本当にありがとうございました。「ようこそ先輩@人社」シリーズ第一弾は大成功でした。

写真左から、稲葉咲祈さん、橋本真希さん、佐藤博史さん

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