ごあいさつ

人文社会学部同窓会「瑞桜会」 会長より

 人文社会学部同窓会・瑞桜会の皆様、こんにちは。人間科学科卒業(第1期)で、同窓会会長の野村です。日頃は瑞桜会の活動にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。人文社会学部創立20周年という節目の年を迎え、多くの卒業生の方から記念事業にご協力いただいたことに心から感謝申し上げます。
 特に、「ようこそ先輩@人社」シリーズでは、人文社会学部を卒業された皆さんが、様々な分野の第一線で活躍されている姿を拝見し、同じ卒業生として大変嬉しく感じたところです。

 さて、私たちが卒業した人文社会学部は、創立20周年の節目を転機に、「人文諸科学・社会諸科学の総合・複合学部、研究科として」、「名古屋都市圏市民の善き生活と名古屋市政と名古屋都市圏の持続可能な発展に貢献」する学部として、次の時代に向かって大きく変わろうとしています。私が申し上げるまでもなく、新しく変わろうとする人文社会学部の未来を創り上げるのは、ここに集う先生方とこれから人文社会学部で学ぶ将来の後輩たちです。

 一方で、人文社会学部創立20周年記念式典の中で述べさせていただいたように、「学部が創立されてからの20年間の成果・評価は、私たち卒業生が、大学時代に学び、経験したことを、社会の中でどれだけ活かし、どのように活躍しているかにかかっている」のです。

 昨年に行った様々な記念事業は、人文社会学部が持つ多様性や奥行きの深さが、そのまま卒業生の多彩で豊かな活躍のなかに結実しているという確かな成果を、多くの方に感じてもらえる機会であったと確信しています。

 日々の新聞やニュースで名古屋市立大学の名前を、人文社会学部の名前を見つけるたびに、誇らしい気持ちになるのは私だけではないでしょう。この「誇らしさ」は、人文社会学部を卒業した私たちだからこそ感じることができる貴重な財産でもあると思います。これからも、この「誇らしさ」を忘れることなく、同窓会活動を続けていきたいと思います。引き続き皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

平成28年10月
人文社会学部同窓会長 野村 圭一

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